ストップ温暖化 チームとやまし COOL CHOICE

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チームとやましからのお知らせ

「ヨガ×漢方×ハーブでウォームビズ」を開催しました。

先日、「ヨガ×漢方×ハーブでウォームビズ」を開催しました。

第一部は「ヨガ教室」アピアスポーツクラブインストラクターの村井洋子先生
第二部は「漢方・ハーブ教室」薬剤師、漢方薬・生薬認定薬剤師、JAMHA認定ハーバルセラピスト 清水みゆき先生
に講師をお願いし、各回16人、計32人の参加がありました。

エコケロが出迎えます

ヨガ教室。初めは座位での運動から

やさしく丁寧に教えていただきました。

戦士のポーズ2も決まっています。

体を温める方法について教えていただきました。

冷えのタイプによる漢方薬や生活習慣の対応方法がとても参考になりました。

当日いただいた質問の回答を講師の先生からいただきましたので掲載します。

≪ヨガ教室≫

Q1 バランスポーズのとき、ひざを痛めることがあるのですがひざを少し曲げたほうがよいのでしょうか。

A 片足立ちで膝を痛めるのは、膝を伸ばしすぎかもしれません。伸ばしたところから少し力を抜いて弛めた状態で立ってみてください。(曲げすぎは、膝関節や太ももの筋肉に負担がかかります)
片足立ちは、筋力とバランス機能が必要です。足指、足裏、体幹も整え意識してトライしてみましょう。

Q2 ヨガをするとき、体に負担がかからない程度と言われますがその程度がよくわかりません。

A まずポーズの途中で痛みがあれば中止します。
そして、ヨガの後に痛みがでるようでしたら、次回はやさしいポーズ中心で行うようにしましょう。関節は正しい方向への曲げ伸ばしであれば負担が少ないです。筋肉は負荷をかけることで強くなります。正しいフォームで3~5呼吸、筋力がついてきたら5~8呼吸にも挑戦してみてはいかがでしょうか。

どちらの質問にも共通して言えることですが、ヨガ哲学では やっていけないこと「暴力・うそ」(他人にも自分にも)やったほうがいいこと「足るを知る、一生懸命に!」 などという考えがあります。
自分の体や心に嘘をつくことなく、今できることを一生懸命に取り組むことが成長につながります。
ポーズの完成形にとらわれないのもヨガの考えですから、気軽に楽しんで継続し共に成長して行きましょう。

≪漢方・ハーブ教室≫

Q1 寒いのに手足に汗をかく症状は何タイプの冷えになり、どんな対処をしたらよいでしょうか。

A 「手足は温かいが冷える」ということから、今回お話ししたタイプの中では内臓冷えタイプに当てはまると考えられます。内臓の冷えから守るために体表へ熱が逃げやすくなってしまう状態です。とくに、冷たい飲食を控えて、温かいものをとり体の内側から温めるようにしましょう。

Q2 ハーブは興味はあるが独特の味とニオイが正直苦手。好きになるにはとういう工夫がよいのか知りたかった。

A 確かにハーブは独特の味や香りがあったり、好みもあると思います。比較的飲みやすいハーブティーとしては、レモングラス、レモンバーム、ローズヒップ、ルイボス、ネトル
などがあります。複数をブレンドする、紅茶とブレンドする、はちみつやドライフルーツを加えるなどしてみてはいかがでしょうか。店頭でお好きな香りの精油(アロマ)を探してみるのもおすすめです。

Q3 精油は入浴剤と一緒に使ってもよいか。

A 入浴剤の香りと混ざるなど一緒に使うメリットがあまりないと思うので、個人的には別々に使うことをおすすめします。

Q4 「肝」というのは「血」と関係があるとのことでしたが、心臓とか臓器のことなのでしょうか。

A 「肝」は五臓六腑(肝・心・脾・肺・腎=五臓、胆・小腸・胃・大腸・膀胱=六腑)のひとつで、いわゆる肝臓としての働きの他に、漢方では「血」を貯蔵して必要な場所に供給する働きがあると考えます。

Q5 き・けつ という言葉がわからなかった。

A 漢方では「気=生命エネルギー、からだをあたためるエネルギー」「血=栄養物質を送る血液」「水=うるおいをあたえる液体」である気・血・水がからだを構成し、互いに過不足なく全身を巡っている状態が健康であると考えます。

Q6 妊婦によくないハーブ、OKなハーブもう一度聞きたいです。(聞き逃しました)

A 今回お話ししたハーブでは、ジャーマンカモミール、ジンジャー、サフラワー、ヤロー、シナモンが妊娠中に控えた方がよいハーブティーになります。

 

体を温めることが、冬場の暖房の使用を控えることにつながり、省エネ効果やCO₂排出量削減にもつながります。

まだまだ寒い日が続きます。冬場の健康づくりから地球温暖化防止につなげましょう♪